受験勉強に追い込みをかける阿良々木暦は、小さいほうの妹、阿良々木月火と入浴していた。その時、暦は自らの体に現れた“見過ごすことのできない”変化に気付いてしまう―――。
暦は、現れ始めた変化の原因を探るべく、忍野忍の助言で影縫余弦・斧乃木余接との接触を図る。そこで判明した、これまでの報いとも言える変化の原因とは―――。
肉体の吸血鬼化が進行していた暦。斧乃木余接からは、これ以上吸血鬼の力を使わないよう忠告を受ける。だが、そんな時、火憐と月火の身に危険が迫り―――。
不死身の怪異の専門家・手折正弦(ておりただつる)にさらわれた火憐、月火、駿河。正弦の指示通り、北白蛇神社に向かう暦と余接は途中、後輩の少女、忍野扇と出会う。