蜂の怪異が去り、不死鳥の怪異は難を逃れた夏休みが終わり―― 新学期をむかえた阿良々木暦と少女たちのまわりには、ふたたび怪異、あるいは、それ以上の脅威が忍び寄っていた。 羽川翼、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、忍野忍、そして戦場ヶ原ひたぎ。 彼女たちの独白と告白―― そして別れ。 新たな6つの 物語 が、いま始まる。
「化物語」から始まる西尾維新の青春小説、“ 物語 シリーズ”。 2013年5月発売の「暦物語」でシリーズ15冊を数えるこの怪異譚は監督:新房昭之、制作:シャフトでTVアニメ「化物語」がスタート。 その後も2012年1月に「偽物語」、2012年12月に「猫物語(黒)」と続いた。 そして今年7月より原作小説の“セカンドシーズン”に当たる6作品、『猫物語(白)』、『傾物語』、『花物語』、『囮物語』、『鬼物語』、『恋物語』のアニメ放送がスタートする。 主人公・阿良々木暦の視点で描かれていたファーストシーズンに対し、ヒロインたちの視点から、より深く内面が語られるエピソードが話題のセカンドシーズン。単なる続編ではなく、進化を続ける 物語 に、熱い注目が集まっている。